丸盆制作③ コクソ掻い‐2

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前回に引き続き、コクソ掻いです。相変わらず、更新が遅い(^^;

コクソを再び埋めて 木地を平らにしていきます。

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一回目のコクソは半日~一日おいて乾かします。生漆の乾く速度や季節、環境によって変わるので あくまでも目安です。

【漆の乾燥】については <漆とは?>に記述しました。→https://ululu-urushi.com/about-urushi/urushi-dry

一回目でだいたい埋まっているので、二回目は 綿コクソは無し。まず、かるくサンドペーパーでやすりをかけ 乾いたコクソの表面を荒らします。糊漆と木粉を混ぜてコクソをつくり、埋めていきます。

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上の写真のように埋めたら 再び、半日~一日おいて乾かします。

仕上げの三回目のコクソです。

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二回目で ほとんど埋まりましたが、乾くときに 糊漆や漆の水分が無くなるので若干へこみができます。その分を三回目で埋めてあげます。サンドペーパーで表面を荒らし、コクソは二回目と同じようにつくり 埋めます。

そして、また半日~一日乾かします。

漆の作業は 研ぐ(やする)→漆をつける→乾かす の地道な作業の繰り返しです。

次は 木地固めです。

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