暑くてボケてるのか…単純にボケてるのか…。制作ノートを確認していたら コクソ彫り→コクソ掻い→木地固め の順ではなくて、コクソ彫り→木地固め→コクソ掻い でした(-ω-`) 特別、問題はないのですが訂正です。
さて、今回は拭きサビです。
木地の導管などを埋めて肌をなめらか にするためにサビをつけて拭き取ります。
いつも通り、まずはサンドペーパーで木地固めした丸盆を空研ぎします。
【サビ】 水練りした砥の粉に生漆を混ぜたものです。
サビは 乾きやすく、練りすぎると だんだんと状態が悪くなり 作業がしづらくなります。手早く作業することが必要です。慣れないうちは 少量ずつ合わせた方がいいですね。
導管にしっかり入るように一方向でなく、丸盆を回しながらヘラでサビを配ります。拭きサビは 余分なサビは取ることになるので、しごくようにつけます。
パッと見はサビがついてるのかいないのか分からないくらいで大丈夫です。
ウエスでしっかりと拭き取ります。
凹んでいるところにだけサビがわずかに残っています。
空風呂で乾かします。
次は引き込み地です。