家で使っている 湯冷ましの注ぎ口が欠けてしまったので 金継ぎです。
前にも金継ぎしたのですが、新しく割れが入ってしまったようです。
…使い方が雑すぎですね(^-^;
ちなみに、あくまで金継ぎの金は装飾で、漆で接着するのが金継ぎです。
おもいっきり欠けた上に、どうやら欠片が足りないようです…。
接着する面は さらに欠けさせないように注意しながら、やすりをかけて おきます。
次に欠片を接着するための麦漆(+ちょっと米糊)をつくります。
耳かき1杯分くらいの強力粉に 同量くらいの水を混ぜ、練ります。水が多いと粘らないので注意。
しっかり粘り気が出てきたら、強力粉を練ったものより少ない量の米糊を足して混ぜます。
米糊を足すのは作業性の好みです。
米糊を足さなくても接着保持力は十分なのですが、固いパテになります。この固いというのは 堅牢ではなく、パテの状態が…ということです。固くても 作業に慣れている方なら支障は無いのですが、不慣れな人や米糊を使う作業に慣れてる人は ちょこっと米糊を足した方が作業しやすいと思います。
水練り強力粉+米糊に生漆を混ぜます。この場合の漆は接着剤としての漆です。
麦漆ができました。
麦漆を接着面につけ、欠片をつけます。
ギュッと押し付けて、はみ出る 余分な漆はヘラで取っておきます。
漆がしっかり乾くまで 置いておきます(数日)。
続きます!→②