金継ぎ 番外編ということで、金を蒔かないヒビ修復です。
ぶつけてしまったのかヒビが入って お茶がにじんでしまっていたので、漆で塞ぎます。
すでに一度ヒビを漆でなぞって塞いでいたのですが、少し進行してしまったのが水漏れの跡でわかりますね。もう一度ヒビを塞ぎます。
やり方は簡単!
ヒビの部分を漆をつけた筆でなぞるだけ‼
以上です(笑)
ヒビは割れと違い、埋めるべき場所が水分がにじんでくる程度しかないので、それしか やりようがないのも あります。
前回 漆を塗った部分を軽く研いでから ヒビを筆でなぞっていきます。
ヒビを漆でなぞると 毛細管現象でヒビの中に漆が入っていきます。
外側、内側両面から漆でヒビをなぞったら、しっかりと乾かして完成です。
これで、お茶を淹れても大丈夫♪
金を蒔きたいどうかは好みですので、この急須には似合わないかな…と思ってしませんでした。
ヒビをなぞる漆も 今回は透き漆を使いましたが、黒漆や朱漆でも印象は変わると思います。
いろいろチャレンジして たのしみましょう♪