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漆の骨格標本展

先日(2022/2/25~3/8)、谷中「漆の骨格標本展」古今東西雑貨店イリアスにてミニ個展を開催いたしました。

卵殻技法を使って動物の骨格標本。いつもの小鳥たちとは違った雰囲気の作品になりました。

卵殻は ひとつ一つ ウズラの卵の殻を漆で接着していきます。殻の雰囲気が良いカンジに骨とマッチしてますね。

DMのメインビジュアルに使った羊さんは、角がアンモナイトになっています。数年前にミネラルマルシェで買ったアンモナイト。やっと使うことができました!漆以外の素材との組み合わせも面白いですね。

こちらのタイトルは「メメント・モリ」。

死を忘れる事なかれ。生のヒツジと死のヒツジが見つめ合っています。

平時には死を忘れがちですが、コロナ禍、ウクライナの戦争など最近は思い出させられることも増えました。辛く悲しい事ですが、生きるという事は死へ歩む事でもあります。死を忘れず、今をしっかりと生きてゆきたいものです。

 

その他の作品たち。

小鳥以外の動物たちも増えてまいりました。

ミニ個展は終了いたしましたが、イリアスさんの HP でご覧になれるものもあります。

 

自由に漆で遊ぶように作品を作る良いきっかけになったミニ個展でした♪

次は何を作りましょう。ワクワクです✨

「贈るきもち展」作品紹介7-葛西さん

続きまして「かまたま」の葛西 美和さん。

アクセサリーをメインに制作されています。貝を胎にして さらに螺鈿と蒔絵を施したものなど、黒や赤だけではない漆の世界を展開しています。

黒の色が見えない作品なので一瞬「えっ?漆??」と驚きますね!

目からウロコ ザラザラです(笑)

かわいらしい蝶や花、タツノオトシゴをモチーフにしたデザイン。

漆では なかなか表現できない白色を胎の貝であらわしているので、明るくてかろやか。漆のアクセサリー初心者でも取り入れやすいですね。

そんな葛西さんのページはこちら

 

作品紹介つづきます。

「贈るきもち展」作品紹介6-田ノ上さん

続きまして「かまたま」の田ノ上 育子さん。

「かまたま」とは、石川県立輪島漆芸技術研修所の卒業生の情報交換と漆芸作品制作のサポート及び発表の場を作るために設立されたグループ。

研修所の後輩の子たちがメンバーです。今回、「+Urushi」だけではギャラリーを埋められなさそう…と悩んでいた時に「ハンドメイドジャパンフェス」で 偶然お会いして お誘いしました♪

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