拭き漆スプーン(マカバ)

 

手彫りの跡が見える 拭き漆仕上げの小ぶりなスプーン。

 

拭き漆とは 何度も生漆を擦り込んでは拭き取り、ごく薄い漆の層を重ねていく技法の事。
木の肌をうつくしく見せてくれます。

 

手彫りの跡などを「味がある」と表現しますが

その言葉を聞くと 大学生の頃 「味があるのと 雑なのは違う」と教わった事を思い出します。

 

しっかりと基礎ができていて生み出されるのが「味」
未熟で あまい気持ちで生み出されてしまうのが「雑」

 

今は すこし 学生だった頃とは違う「味」が出ているでしょうか。

 

《サイズ》
27×140×8mm
《素材》
マカバ、漆

 

https://www.iichi.com/listing/item/1110208

https://www.creema.jp/item/3677183/detail

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