2021年 7月 の投稿一覧

包丁の柄の修理④

2回目の塗り!

1回目よりも塗りの厚みが出てきました。これを研いで、仕上げの塗りをします。

そして…!

塗り上がりました!

しっとりさわり心地の良い黒漆塗りです。修理前とは全く違う姿になりました。達成感…!!

作業の合間での修理だったので、2月から始めて 完成が7月となってしまいました(笑)

研修所での塗師小刀の鞘作りを思い出しながらの作業。それも10年以上前なんですね…わぉ!教わったことの応用での修理でしたが なんとかなりました。研修所にいた頃よりも成長できたかな?

包丁の柄の修理③

布目をサビ漆でおさえた後は、地付けをしてデコボコをキレイに。乾いたら研ぎをします。

地付け→研ぎ→地付け→研ぎ…の繰り返しをして形を整えるのが漆の仕事。ヒジョーに地味な仕事です!(笑)こちらは研ぎをした後。布目と付けた地が見えますね。

が!お家の包丁の柄なので、ある程度なめらかになれば塗ってしまいます~。

黒漆を塗り塗り~。

1回目の中塗り漆を研いだところ。中塗りを入れて研ぐと、見えにくかったデコボコが丸わかりになります。

お盆とか平らな面があるものをキレイに下地ができたぞ!って塗り研ぎすると、見えにくかったデコボコがハッキリ見えてきて「ぐぬぬ…!」ってなります(笑)

包丁の柄の修理②

柄と木地の接着ができたので、柄と木地の隙間をコクソ漆で埋めます。一度に埋めると中のコクソ漆が乾かないので、すこしずつ埋めていきます。たくさん埋める必要があるところは 麻布の切れ端に糊漆を含ませて入れ込みます。

それが終われば、木地を削って握りやすいように形を整えます。

…が、木地のサイズを見誤っていた事が発覚!

布着せながら誤魔化します(笑)

糊漆を塗りつけて麻布を巻きつけます。

麻布同士の重なり合う分は少なくなるように気を付けて貼ります。麻布の上からも糊漆を塗りつけます。

1日置いて、糊漆が乾いたら布の重なり目を小刀で削ぎ取ります。うっかり必要なところも削がないように気を付けて…。

布目をつぶす為に 水練りした砥の粉と漆を混ぜてサビ漆を作り、目止めをします。